I respected and proud of you!!!

Duo Nagako☆@nagako.uta

2019年06月30日 14:13

なんか、沖縄のみんなから猿の事がよくメールで送られてくるんだけど。。。笑
大変だったみたいですね。
無事に全員戻ってきてくれてよかったね。
でも、私は猿の気持ちがよくわかるよー。
今、逃亡中の大冒険中だから。笑


さてさて
今日も、もの凄い夜の出来事だよ

6/26にまたまたとても楽しみにしていたライブがあって

ハーレムにある、
かの有名なアポロシアターで
毎週水曜日にアマチュアナイトってのがあるのです。

ジャクソン5、アレサフランクリン、スティヴィーワンダー、マーヴィンゲイ、ローリンヒル、ダイアナ・ロス、マライヤキャリー、ジミヘンなど、
そうそうたるレジェンドがこのアマチュアナイトを通ってきたのだ。


このイベントは、オーディションに受かったアーティスト(歌でもダンスでも演奏でもジャンル問わず)が
沢山のオーディエンスの前で自分のパフォーマンスを披露して
その場でオーディエンスにジャッジしてもらうわけ。
少しは地元出身者とかで応援がいっぱいの人はちょっと有利なのかもしれないけど、
彼らは正直だから
耳の肥えた地元の人でも驚くような圧倒的に凄いパフォーマンスをした時には
もの凄い喝采とスタンディングオーベーションとなるのです。
逆にブーイングもあるよ。笑


で、

今回のアマチュアナイトはちょっと特別で、
アマチュアナイトでも1年に1回だけしかないnothing but soul っていうR&BとかSOULの日

もちろんいつものアマチュアナイトでもうまい人は沢山いるんだけど
この日の出演者は格別にレベルが高い人たちが集まるわけ。

しかも、
そこに日本人女性シンガーが出演するって知っていたので
何か月も前からもの凄く楽しみにしていたの。

私がニューヨーク行きを決めて、しばらくしてから
私の滞在中に彼女がアマチュアナイトに出ることがわかって。
そのタイミングもラッキーだった。

アマチュアナイト当日、チケットをお店の人に見せて
席まで案内してもらったんだけど、

なんと

ステージの一番前の席

出演者の表情や息づかいまではっきりとみえる場所なわけ。

なんてツキまくっているのでしょう。笑

アポロシアターは3階席まである。
この日はもちろん超満員。
地元の人たちも凄く楽しみにしている様子だった。

アマチュアナイトのショーが始まる前に
お客さんのボルテージをあげるために、MCが客とやり取りをしたり
お客さんの中から3名だけ選んでステージにあげるんだけど、

なんと、


私。。。

「YOU!!!」と指をさされて
その3名の中に選ばれてしまったの。


え?

Meですか?



やめてーーーーーー
無理無理無理だよーーーーーー。


選ばれてしまったら
何をしないといけないかわかっていたので
そう思っていた。笑
歌なら喜んでやるのだけど。

でも、エスコートされてステージにのぼる階段くらいから
何故か超楽しくなってきたの。笑

というか、
もう楽しむしかない

階段を上がって振り返ってみると
ステージからみるアポロシアター満員のお客さんの光景は、なんとも言えない絶景だった。
こんなところで歌えたら最高だろうなぁ。
と思いながら…

私以外に、地元の黒人女性と白人の男性も選ばれてステージに上がった。



で、

何をするかというと

一人ずつ指名されて、

一人で前に出てダンスをしないといけないわけ。笑
大観衆の中で。

もう、
ここに上がってしまったからにはやるしかないの

初めに黒人女性、次白人男性、で最後私。


お客さんもみんなこれでテンション上がってて、
歓声も拍手ももの凄い。

来てもーた。私の番。

「どこから来たの?」「ジャパンよ」
「名前は?」「ナガコ」
「そしたらみんなで叫ぶよ」
って言われて

「ナガーーーコーーーー」

会場みんなが私の名前をコールするわけ。笑

指名された3人は
全員違う曲で踊らされるんだけど、

私の時はバックバンドが
ビヨンセのCrazy in loveを演奏し始めた。
また、このバンドの音も超気持ちがいいのよ。笑

もう、わかる?
やるしかないの。笑

私の中の渡辺直美を引き出して、はりきってやりました。
思いっきり楽しかったよ
私にとっては、とってもいい経験でした。
このおかげで、トイレに行くときや帰り際や地下鉄でも
「ダンスの子でしょ?よかったよー。」
って会う人会う人みんなが声かけてくれたよー。
みんな優しい。(T-T)
でも、今度は歌で。。。



さて、

ここからがショーは本番で
まずティーンズ部門があるの。
3名登場してそれぞれ歌うんだけど、
またこのレベルが高いこと。
もうすでにステージ慣れしていて、歌唱もパフォーマンスも凄い。
全員が歌い終えた後には、もう一度ステージに呼ばれて
名指しされて一人づつにあがった歓声でジャッジが決まるシステム。
ティーンは黒人の男の子が一位でした。
でも、どの子も凄かったよ。
本当に。

ティーンの次は大人部門
今回は7名の出演者がいて次々と歌っていくんだけど、
6人がシンガーで一人だけSaxの人。
まぁ、みんな圧倒的なド迫力
曲中でも、ハイトーンボイスやロングボイスとか凄いやつがでると
会場も歓声や拍手が鳴り響く。


くーーーっ、
こんな強者の中で
これは大丈夫かな?って一瞬思っちゃったんだけど
日本人の彼女はこの7人の中で、一番最後に出てきたの。

彼女の名前は
「高橋あずみ」
ドリカムやcharaのバックコーラスも務めている超実力シンガー。

彼女のことを知ったのは去年で、
沖縄のsoundM’sでのライブを観に行ったのがきっかけ。
私と同じくらいの身長で小さくて細身の超小柄なのに
その体からどうやってその声がでるのですか?っていう感じ。
しかもパワーだけで歌うっているのではなく、とても心に響くような歌い方をするのです。
初めて聴いてすぐファンになってしまった。


その彼女が、
小さい体でステージ中央へ。
一呼吸おいて、スイッチが入ったようにみえた。
目の色もさっきとは違ってみえた。


曲はジェニファーハドソンの
And I am telling you I'm not going
歌い始め、明らかに今までの凄い空気を一変させるものを持っていて
パワーやテクニックだけで歌っているのではなく、
歌の中にも、彼女の自身の中にもとてもしっかりとした芯があった。
そして、どんどん聴いているものを惹きつける力があった。

隣の外人さんとかも歌い始めたり、立ち上がって歓声を送ったり
曲のピークから最後には殆どのお客さんがスタンディングオーベーションとなっていた。
もちろん、私も。
圧倒的に他の出演者との歓声が違う。
去年観た時よりも、格別に凄くなっていた。
この歓声に包まれながら、何とも言えないこのアポロの熱気。
シンガーとしての尊敬と同じ日本人としてとても誇らしかった。
そして、
同じこの空気を感じることができて嬉しかった。

この後、出演者が出てきて
ティーンと同じように、歓声のジャッジで一位を決めるんだけど

満場一致で彼女は一位だった。

↑一位と二位の人。

今後はまた、次のステージでパフォーマンスをして
トーナメントみたいに上がっていく感じになると思うんだけど
どんどん上にいって欲しい。
また次も観に来たいな。


本当に素晴らしいものを魅せてもらった。
ありがとう。
私も頑張ろう。



で、
9月に彼女は沖縄に来るよ。
「出張アズヴォイス」
9/15(日)sound M's
9/16(月)マルミヤクラフター
特にシンガーの皆さんにお勧めです。

その他、全国でもやってる



「高橋あずみ」



皆さんも是非checkしてみて♪













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