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2019年06月26日

夢みたいな夜

今日はすっごい楽しみにしていたLIVEを観に行ったことを。。。

6/20はニューヨークで有名なライブハウス
夢みたいな夜
Blue noteにリサフィッシャーのライブを観に行ってきたよ。

私がリサフィッシャーの事を知ったのは、
何年か前に「バックコーラスの歌姫たち」っていう映画が桜坂でやってて
夢みたいな夜
それに彼女が出ていたのがきっかけ。
ローリングストーンズ、チャカカーン、ティナ・ターナー、スティングなど
名だたる一流アーティストのバックコーラスを務めている彼女。
映画にはたくさんのバックコーラスの方が出ているけど、
彼女の楽器のように声を操る姿に
いつかこの人の声を生で聞いてみたいと思い始めた。

特に印象的なのは
ストーンズのGimme shelterのイントロのコーラス
https://youtu.be/8kl6q_9qZOs
一声、一息聴いただけでで世界観がひろがる。
これって凄いことだよね。

そしたら、Blue noteでやるっていうから超ラッキー♪
すぐに予約をした。

ニューヨークのBlue noteはこれで2回目。
大きさは沖縄のMod'sよりもちょっと小さいかなって感じ。
ステージとの距離が近くて一流のサウンドを聴けることがたまらなく最高なのです。

openは6:00pmだったけど、
startは8:00pm。
2時間の待ち時間は一人でしんどいからちょっとだけゆっくり行ったら
もうすでにお客さんはいっぱい。
夢みたいな夜
予約していたからテーブルには座れたけど、
入り口側のステージ真横から観る感じに。。。
早くこればよかったとか思いながら
飲みながら時間を潰す
夢みたいな夜

一つの予約されたテーブル以外は満席
あれ?
いい席なのに来ないのかなぁとか思いながら。。。
一通り、お客さんにドリンクがいきわたって照明が落ちる
楽屋がある階段からメンバーとリサが降りてきて
ステージが始まる

やっぱり一声で世界観がつくられていた
美しい歌声。なんだか全てが浄化されるようで宇宙の中にいる感じだった。
なぜか自然と涙が流れる。ずっと。
ライブを観ながらこんなの初めて。
Gimme shelterの時のミックと一緒に歌うときは張り上げるような声だけど
このライブの時は、
スピリチュアルさを感じる。
自分の声をさらに繊細に巧妙に操っていた。
いろんな声の出し方がある。

声は楽器だ。
改めてそう思った。

この日の構成は
ボーカル、ギター、ベース、ドラム。
みんなそれぞれいい仕事をするんだよなぁ。
聴いたことのある曲も、すごくかっこいいアレンジをされていて
もう違う曲みたい。
ギターがアレンジャーとミュージックディレクターをしているって言っていたけど
リサの声を充分に活かすようなアレンジだった。

Duo Иagako☆がやりたいことと通じるものがあって
極めて突き詰めてはるか雲の上を行く
そんな感じだったなぁ。

もう、最高すぎた。
本当に最高すぎて、一人でノッていたら
背中をトントンと合図されて、
「少し後ろの通路をあけてください」と言われた。
後ろにサングラスをかけた車椅子の方がいて
予約された空いているテーブルへ向かった。
これで、満席。

また、リサのステージを堪能していたら
同じテーブルの黒人のマダムが
夢みたいな夜
「あそこにいる、車椅子のカーリーヘアはロバータ・フラックよ‼
ってこっそり教えてくれた。


え?

さっきトントンした人?
ロバータ・フラック?


あまりにもびっくりしすぎて、
一瞬、わけがわからなくなった。
私も「Killing me softly with his song」を何度も歌わせてもらっているし、
今度音市場のステージで大所帯のバンドでロバータの曲を歌う予定も決まっていて。

えー、あのロバータ・フラック?
本物?

よくわからなくなってきたら、
ステージのリサが「今日はスペシャルな夜よ」といって
音数の少ないギターで、Killing me softlyをワンフレーズ歌ったの。
なんてアメージングな夜なんでしょう。
リサが「愛するロバータへ」って
会場はオールスタンディングオーベーション。
ロバータも手を挙げてこたえていた。

リサも半径10メートル以内
ロバータは5メートル以内
この空間が夢のようだった。
これがニューヨークなのね。

ステージが終わって、
入れ替え制なので、帰ろうと思ったけど
あまりの衝撃でしばらくその場所から動けなかった。
そしたら、リサが楽屋に戻ろうと私の後ろを通った時に
勇気を出して写真をお願いしたら
快く受けてくれたの。
もう、仏様みたいでしょ。
夢みたいな夜
これは大事な宝物。

そして、ロバータも帰るときに手を振ったら、
笑顔で振り返してくれた。


なんとか、Blue noteを出たものの
帰りの地下鉄の駅まで歩き出せずに、
ニューヨークのビル群を眺めながら
しばらく信号にもたれかかってボーっとしていた。
夢みたいな夜


なんて素晴らしい夜。
音楽の神様がくれたギフトだ。
ありがとうニューヨーク。





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Posted by Duo Nagako☆@nagako.uta at 15:10│Comments(0)日々のこと
 
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